Eau de Magnolia(オードマグノリア)/Frederic Malle(フレデリックマル) [三月]
マグノリアなのにコロンてどういうこと?
と思ったけど、
すごくいいです。
大好きなSMNの鈴蘭に似てます。
ぺかーーーっと輝いてます。
金管楽器の、ぱおーーんという音も聞こえます。
この、キンキンのフローラルがたまりません。
激しい光と音に、マグノリアの薄布がたなびいています。
フレデリックマル、伊勢丹にあったときに比べて、
ていうかどのブランドもだけど、
高くなりましたねー。
そのかわり小さめサイズがあってありがたい。
これは30mlです。
Tiffany(ティファニー) [三月]
昔好きだった宝塚のトップスターがつけていました。
劇場で前のほうの席に座ると、この香りがムンムン。
握手会では、手にこの香水をつけていて、
こちらの手にも香りがうつって、
ファンの間でキャーキャー言ってました。
そのスターさんがこの香りを好きな理由は、
「石鹸の香りに似ているから」とのことでしたが、
…まあ、石鹸ぽさもあるけどさあ、
でもそれ以前に、かなり濃厚だよねえ?(笑)
天然ぽくて結果、濃いい芸風になってしまう、 そんな大スターでした。
(今はテレビでバラエティに出るあの方です)
でね、その次に好きになったタカラジェンヌも
なんとこの香りを愛用していたんですよ~。
その人は、上述のトップスターのファンだったんです。
似たタイプを好きになっちゃうんだなあ、自分。
いや、それとも、無意識に香りで惹きつけられたのか?
で、この香り、いわゆるフロリエンタルに分類されているけど、
重くないです。
お花の香りがいーーっぱい。
ちょっとシプレ。
80年代のゴージャスなファッションが思い浮かびます。
Coco(ココ) / Chanel(シャネル) [三月]
Chloe Classic(クロエクラシック) / Chloe(クロエ) [三月]
母の鏡台にあった、コーラルピンクの箱に入った、丸い瓶。
上にはすりガラスの鳥みたいな取っ手。
名前を憶えています。クロエです。
でも香りはあまり憶えておらず、
最近、クロエが大人気だというので、嗅いでみたところ、
いくらなんでもこれじゃないだろう、という。。。
母が使っていたのは、
今はクロエクラシックとして売られているそうで。
早速買ってみたら、なるほどなるほど、これだこれだ。
チュベローズが中心で、バニラとかもあるのかなあ、
母は食べ物も、こってり甘いものが好きでした。
でも、よくよく香るとベースにはオークモスがあって、シック。
でっぷりしてるけど上品な奥様って感じ。
100年ぐらい前のパリを舞台にした萩尾望都の漫画に出てくる、
いるじゃないですか、そういうおばさま。
あのイメージかな。
(私の母は上品な奥様じゃなかったですけど 笑)
L'Amandiere(ラマンディエール) / Heely(ヒーリー) [三月]
Spring Fever(スプリング・フィーバー) / Otigins(オリジンズ) [三月]
生まれてはじめて、最後まで使い切った香水。香水初心者の頃です。気づいた時には廃番になってしまって、オークションでいろいろ落札しましたが、 どれも柑橘が焼けてしまってダメでした。
ロールオンタイプで限定復刻したそうで、それを購入。
グレープフルーツがぱぁっとはじけて、桃の甘さがあって、お花とまったり。いわゆるフルーティフローラルなんですが、今人気のものよりも、主張が 強いです。
クリニークのハッピーと似てるけど、こっちのほうが桃の甘さが強い。パラッツォ・ヴェッキオの24番よりは甘くない。
春先の浮かれた気分にぴったり。また売ってくれないかなあ。
タグ:オリジンズ
Peau de Peche(ポードペッシュ) / Keiko Mecheri(ケイコメシェリ) [三月]
「桃の肌」。桃のような肌というよりは、桃の皮、で すね。見た目ふわふわ、触るとざらっ。
かわいらしい桃の香りと、大人っぽいパウダリーの組み合わせで、ちょっとロリがかった熟女(なんだそりゃ)という感じです。ジューシーな桃ではありません。
ケイコメシェリの香りはなぜか雨の日向き。これは、夏だと暑苦しくなるけど、真冬には似合わない。春の雨の日です。
タグ:ケイコメシェリ 桃
Corallium(コラリウム) / Carthusia(カルトゥージア) [三月]
Il Giorno di Iris(陽だまりのアイリス) / Palazzo Vecchio(パラッツォヴェッキオ) [三月]
陽だまりというよりは、ぽっかぽかのいい天気! 活動的でキラッキラ。
日差しがさんさんと差し込むサンルームで、お花が香っているようなイメージ。フルーティなフローラルで、ムスクがベース、全体的に高級石鹸のようにも感じます。
パウダリーさは全く感じられないので、アイリスはイメージなんですね、きっと。
タグ:アイリス パラッツォ・ヴェッキオ
Iris Nobile(イリスノービレ) / Acqua di Parma(アクアディパルマ) [三月]
Ofresia(オフレシア)/ Diptyque(ディプティック) [三月]
Fresia(フリージア) / Santa Maria Novella(サンタ・マリア・ノヴェッラ) [三月]
Florentia 24 Rosa e Fiori(花シリーズ24ローズとフローラルブーケ) / Palazzo Vecchio(パラッツォ・ヴェッキオ) [三月]
Magnolia Purpurea(緋色の木蓮) / Palazzo Vecchio(パラッツォ・ヴェッキオ) [三月]
クリーミィなマグノリアの香りが、肌にぴったりと貼りつきます。ちょっとフラカの貼りつき感に似てる。なので、3月と言っても、暖かい日よりは、春が待ち遠しい肌寒い日に良さそうです。
それでいて、鈴蘭っぽさもあるような。ツーンとしたフローラルがしっかり主張していて、全体として、MGMミュージカルや50年代のハリウッド映画に出てくるような、しっかり者なんだけどお色気もひそめている秘書、というイメージ。
けっこう持続が長くて、朝つけて、夜、家に帰ったときもまだ香ってました。
タグ:パラッツォ・ヴェッキオ マグノリア
沈丁花 / 香十 [三月]
Rose Barbare(ローズ・バルバル)/ Guerlain(ゲラン) [三月]
「野蛮な薔薇」という名前の通り、野性的な薔薇。といっても、妖艶とかセクシーとかではなくて、生命力のある、可愛らしさすら感じる香り。
シプレなんですかね、薔薇の中にスパイシーなものが薔薇の棘みたいに存在しています。
『摩利と新吾』に登場するジプシー娘みたい。ってわかるかな〜。予知能力があって、みんなを引っ張る巫女なんだけど、恋する乙女でもあるんです。危険な行動もいとわない、それは恋のためでもあり、自分たち民族のためでもある。強くて可愛い女性。(漫画の中では、これまでの世界観に割って入ったキャラなので、不人気ですが)
いろいろなものが動き出す、生命力のある3月にこそ、つけたい香りです。
(ボトルの画像がないのは、ヤフオクで買ったら思いっきり漏れていて、ぷしゅぷしゅする部分が香水の色でムラムラに染まってしまったから〜。仕方なく、別のボトルに移し替えました。元から「漏れるかも」ということを了解して入札したし、安値だったからいいのですが、ボトルも香水のうちだと考えると、ちょっと残念ではあります。)
シプレなんですかね、薔薇の中にスパイシーなものが薔薇の棘みたいに存在しています。
『摩利と新吾』に登場するジプシー娘みたい。ってわかるかな〜。予知能力があって、みんなを引っ張る巫女なんだけど、恋する乙女でもあるんです。危険な行動もいとわない、それは恋のためでもあり、自分たち民族のためでもある。強くて可愛い女性。(漫画の中では、これまでの世界観に割って入ったキャラなので、不人気ですが)
いろいろなものが動き出す、生命力のある3月にこそ、つけたい香りです。
(ボトルの画像がないのは、ヤフオクで買ったら思いっきり漏れていて、ぷしゅぷしゅする部分が香水の色でムラムラに染まってしまったから〜。仕方なく、別のボトルに移し替えました。元から「漏れるかも」ということを了解して入札したし、安値だったからいいのですが、ボトルも香水のうちだと考えると、ちょっと残念ではあります。)
Magnolia(マグノリア) / L'Occitane(ロクシタン) [三月]
こちらはマグノリアのイメージ通り、クリーミィ。もったりと、もわっと。白いあのぼってりとした花弁を思い浮かべます。チュベローズにも近いように思います。
かといって、しつこくはないです。肌触りのいいクリーム色の布に包まれている感じ。ん〜、ちょっとマダムっぽいかも。
元々、キャンドルを持っていました(画像右)。で、香水もたしかあったはず、とお店に行ったら、んなもんとっくに廃番になっとるわ、とのこと。幸い、ヤフオクに出てたので入手できたのですが。こんないい香り、なんで廃盤にしちゃうんだろう。(ちなみに、キャンドルよりも香水のほうがクリーミィさは少ないです)
そういえば、前あった香りは軒並みなくなって、派手派手しいフルーティフローラルばかりになってしまってるような。数少ない継続品である薔薇やバーベナも、バリエーションをつけてきて、元の香りは一体いずこへ!? 昔の職人っぽいロクシタンが懐かしいです。
Magnolia Nobile(マグノリア・ノービレ) / Acqua di Parma(アクア・ディ・パルマ) [三月]
ジューシィです。オレンジ? ベルガモット? とにかく柑橘。
それからフローラル。薔薇やジャスミン、チュベローズのまろやかなフローラルです。濃厚さは無く、柑橘のジュースを飲みながらフローラルに包まれている感じ。
3月のぽかぽか陽気の中、オレンジ色のシフォンのワンピースを着ている女性のイメージかな。ウキウキした気分になります。
タグ:マグノリア アクア・ディ・パルマ