Diorella(ディオレラ)/Christian Dior(クリスチャン・ディオール) [五月]
うおおお、なんじゃこりゃ!
好きすぎる!
柑橘のつぶつぶがはじけて、
グリーンがガンガン主張して、
その中でジャスミンやスイカズラがキラキラ輝いてる。
なのに全然イマドキの軽いものじゃなくって、重層的。
最後、しっとりとしたクリーミーなシプレになるんだけど、
ここだけ印象がアントニアに似てるかも。
調香はエドモン・ルドニッカ…ディオリッシモの人だ。
え? ロシャスのファムも、パルファンテレーズも?
好きなのばっかりだ! エドモンさん!
上記は復刻版なので、オリジナルをゲット。
復刻のほうが、ぴかぴか感が強い。シトラスが独立してる感じ。
オリジナルはもっと全体が融合していて、まろやか。
オークモスが強い。
FLORALUST(フローララスト)/Agonist(アゴニスト) [五月]
Lumiere(ルミエール)/Rochas(ロシャス) [一月]
これは素晴らしい…!!
香水遍歴がとまるかもしれない(と何度言ってるのか 笑)。
アルデヒドなどいかにもトップらしいトップが、
ぴかーっと光ったあと、
やわらかいピンクや紫の色合いの間接照明っぽい、
ホワイトフローラルになります。
ほわっとアルデヒドで空中に浮いていて、
そこにうすーくパウダリーの羽がついてる。
清楚なのにセクシー。
ロシャスでは若者向けだったそうな?
いやいや、めちゃくちゃセクシーじゃないですか。
清楚ファッションだけど
肌がぬめっとしててエロい、色白美人。
画像のうち、まっすぐなほうが(ラベルとかからすると)古いようで、
トップのぺかーっが少ないです。
もとからの処方なのか、劣化なのかわかりませんが、嫌な感じではなく、
いきなりふわーっになります。
Gucchi No.1(グッチナンバーワン)/Gucchi(グッチ) [十月]
Antonia(アントニア)/Pure Distance(ピュア・ディスタンス) [十二月]
Heure Exquise(ウール・エクスキーズ)/Annick Goutal(アニック・グタール) [通年]
パウダリーフローラルだと聞いていたので、
自分には関係ないと思っていました。
パウダリー、苦手なのです。
んが。
あまりにも絶賛されているので、
ためしに小分けを買ったら、あらあら意外。
グリーンがけっこうしっかりあるじゃないですか。
でもパウダリーもある。
グリーンなのにパウダリー。
へええ。
ゲランのシャマードに似てますね。
これつけて外出しても、別にテンション上がらず、
しっくり来ないのですが、
寝るときにつけると、なぜかよく眠れるんです!
まさに寝香水。
自分が5歳ぐらいの女の子になって(なぜか西洋人 笑)、
白い服を着た、
きれいで優しいお母さん(これもなぜか西洋人)と一緒にいる、
部屋の中は光にあふれている、
そんなイメージです。
Silences(シランス)/Jacomo(ジャコモ) [二月]
Tentatrice(タンタトゥリス)/資生堂 [六月]
Sourire(スーリール)/資生堂 [七月]
Anais anais(アナイスアナイス)/Cacharel(キャシャレル) [四月]
Tiffany(ティファニー) [三月]
昔好きだった宝塚のトップスターがつけていました。
劇場で前のほうの席に座ると、この香りがムンムン。
握手会では、手にこの香水をつけていて、
こちらの手にも香りがうつって、
ファンの間でキャーキャー言ってました。
そのスターさんがこの香りを好きな理由は、
「石鹸の香りに似ているから」とのことでしたが、
…まあ、石鹸ぽさもあるけどさあ、
でもそれ以前に、かなり濃厚だよねえ?(笑)
天然ぽくて結果、濃いい芸風になってしまう、 そんな大スターでした。
(今はテレビでバラエティに出るあの方です)
でね、その次に好きになったタカラジェンヌも
なんとこの香りを愛用していたんですよ~。
その人は、上述のトップスターのファンだったんです。
似たタイプを好きになっちゃうんだなあ、自分。
いや、それとも、無意識に香りで惹きつけられたのか?
で、この香り、いわゆるフロリエンタルに分類されているけど、
重くないです。
お花の香りがいーーっぱい。
ちょっとシプレ。
80年代のゴージャスなファッションが思い浮かびます。