Glicine(グリチーネ) / Acca Kappa(アッカカッパ) [四月]
生の藤の香りを再現。パラッツォ・ヴェッキオの藤と同系統だけど、こちらのほうが優しくて使いやすい。
とにかくパウダリーでもわもわっ、そしてとても土くさい。そうか、マメ科だから、これは「豆」の香りなんだ!
でも、グリーンも入ってるので、おばさんぽくはない。
一気に葉がしげってきて、自分も半年ぶりぐらいに汗かいたかも、という、あらためて生命力に気づく時期の香り、とでも言うのかな。
よく晴れて暑くなったゴールデンウィークのおでかけにピッタリ。(でも、かなり季節限定かもな~)
Fiori di Stresa(フィオーリ・ディ・ストレーザ) / Acqua di Stresa(アクア・ディ・ストレーザ) [四月]
Zen Gold(ゼン ゴールド) / 資生堂 [四月]
ギラギラとげとげしたものがあって、いわゆるファッションフレグランスぽいのですが、それでもなぜか惹かれる。
@コスメの口コミに「シャネルのCOCOに似ている」とあって、なるほど。COCOもすごく好きで、あれはミダス王やオリエントの黄金を感じるけ ど、こちらはいかにも現代のゴールド素材のお洋服。
トップは柑橘で、ベースはしっかりアンバーなのかな? ミドルのお花はフリージアとかマグノリアとかかな? 資生堂らしく蓮の花もあるらしい。
画像は宝塚で潤色された『オーシャンズ11』のCDジャケット(出た、一部の人にしか伝わらない^^; ヅカネタ)。映画でも、セレブが集まるカ ジノの様子が豪華に描かれていましたが、舞台では男性はタキシード、女性はゴールド素材のドレスだったんです。そのイメージなんです~。
Spring Fever(スプリング・フィーバー) / Otigins(オリジンズ) [三月]
生まれてはじめて、最後まで使い切った香水。香水初心者の頃です。気づいた時には廃番になってしまって、オークションでいろいろ落札しましたが、 どれも柑橘が焼けてしまってダメでした。
ロールオンタイプで限定復刻したそうで、それを購入。
グレープフルーツがぱぁっとはじけて、桃の甘さがあって、お花とまったり。いわゆるフルーティフローラルなんですが、今人気のものよりも、主張が 強いです。
クリニークのハッピーと似てるけど、こっちのほうが桃の甘さが強い。パラッツォ・ヴェッキオの24番よりは甘くない。
春先の浮かれた気分にぴったり。また売ってくれないかなあ。
タグ:オリジンズ
Hippie Rose(ヒッピーローズ) / Heeley(ヒーリー) [四月]
Spring Flower(スプリングフラワー) / Creed(クリード) [四月]
ピーチやメロンに、お花の香り。調香には薔薇とジャスミンとあるけど、ライラックぽくもある。オゾンノートをそう感じるのかな。
フルーティフローラルというとすごくかわいらしいイメージだけど、けっこう強いです(拡散力もあるので、ワンプッシュでも多いぐらい)。
女性議員みたいなイメージ。パステルカラーだけどスーツ。女性だけど、それをベースにして、うって出る。それか、イギリスの皇室の女性。あー、 つまり「女性である記号」が、イコール「オフィシャル」である立場、ということだな。
なので、人前でしゃべるときとかにつけるとテンション上がります。しゃべるの苦手なので、これつけて「美人講師」気分で、なんとか乗り切ります。
PASSAGE D'ENFER(パッサージュダンフェ) / LArtisan Parfumeur(ラルチザンパフューム)
地獄通りという名前からすると、親不孝通りのような夜の街? 背徳的なイメージで、「タブー」とか「オピウム」のような、オリエンタル系を想像しましたが、全然違うんですね。
お香のような香り。でも、ばばむさくはありません。百合+サンダルウッド+ムスクのようです。アルデヒドも若干感じます。フランスの石畳の道に、薄い衣を着た中近東の女性が立っているイメージかなあ。全体的に淡いグレートーン。
小雨の降る4月にぴったりです。
タグ:ラルチザンパフューム 百合
Peau de Peche(ポードペッシュ) / Keiko Mecheri(ケイコメシェリ) [三月]
「桃の肌」。桃のような肌というよりは、桃の皮、で すね。見た目ふわふわ、触るとざらっ。
かわいらしい桃の香りと、大人っぽいパウダリーの組み合わせで、ちょっとロリがかった熟女(なんだそりゃ)という感じです。ジューシーな桃ではありません。
ケイコメシェリの香りはなぜか雨の日向き。これは、夏だと暑苦しくなるけど、真冬には似合わない。春の雨の日です。
タグ:ケイコメシェリ 桃