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調香体験セミナー初体験 [香りに関する雑談]

いつも読んでいるproficeさんのセミナーに行ってきました。

初心者なので、Aタイプというものに参加→http://www.profice.jp/seminar/A.html

前半は文化史や流通経路の座学。といっても、実際に歴史上の重要人物に関する香りを嗅いだり、古代から使われている樹脂系の香りを実際に温めてみたり、と体験もあります。アルコールって1400年代まで存在しなかったんだ〜(←間違えて覚えてました。正しくは、アルコールが発明されたのは1000年頃で、香水に使われたのが1400年頃からだそうです。先生、ご指摘ありがとうございましたm(_ _)m)、とか、1900年頃は香水はメンズとレディースに分かれてなかったんだ〜、とか、目からウロコ。

後半は、各ノートごとに、代表的な香料を次から次へと嗅いで、違いを体感するというもの。次から次へとムエットを渡され、持ち帰ってみたら88枚ありました。うーーん、知恵熱が出るかと思った。まるで、英語のヒアリング100本勝負。

なんとなく好きとか嫌いとか簡単に二分していた香水でも、じつはいろいろな香料で構成されているわけで、それを聞き分けられたらもっと楽しい。ヒアリングには、まずは単語力。単語、つまり香りを覚える。

香りを覚えるためには言語化しなくちゃいけない。香りの形容詞って、そうそう多くはない。だから、実家の押し入れの香り、でもなんでもいいから自分が知っている何かに喩えるといい、と先生は言う。

でも、それができないんだわ。コリアンダーとピンクペッパーが違うということは、二つ、名前を書かれたムエットを交互に嗅げばわかる。でも、違いをどう表現したらいいかわからない。喩える引き出しも、自分にはそうそう無い。だから、次にバラバラに嗅いだら、わからなくなっちゃう。

自分がいかに香りに無頓着だったかということですねえ。そして、自然界には、いろーんな香りがあって、人々は、いろんな香りを抽出したり、真似して作ったりしてきたのですねえ。

というわけで、いろーんなものをひたすら嗅いでおります。
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