Joy(ジョイ)/Jean Patou(ジャン・パトゥ) [十一月]
山田詠美の『放課後の音符(キイ・ノート)』という小説で、主人公が父親から譲り受けた、「亡き妻(主人公の母)の使っていた香水」が、ジャン・パトゥのミルでした。大人になったらこれをつけなさい、と。
以来、ミルという香水はどんな香りだろうとずーっと気になっていたんです。千の香りをまとって、大人になるんですよー。
昨年、銀座三越にジャン・パトゥが入ったということで、やっと気軽に試すことができました。
が、が、が。
ミルは漢方薬みたいーーー。やだーーー。イメージと違ってました。しょぼん。
で、ついでに試してみたのがジョイ。
うわぁぁぁ、すごいジャスミン! 襲いかかるような花々の香り! ジャスミンの布団にずぶずぶと沈んでいって戻ってこれない。
早速、ミニサイズを入手しました。この濃厚さは、秋冬にしか使えませんが、メラメラと自分の中の動物が目を覚まします。超セクシーな美女になった気分^^; 香水で大人になるなら、ミルじゃなくて、ジョイのほうが正しい気がします。
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